+683年 9月+
気が付いたら4人しか居なかったんだ。
挨拶して一緒に平原に移動したはずだったのに。
誰が、って思ったらユエが居なかった。
慌てて戻ったら街の門の近くでこっくりこっくり…
えーとこれって船を漕ぐってやつだっけ?
うたたね?
揺さぶったら起きてくれたからよかったけどねー。
それにしてもさ、一緒にパーティー組んだ人たち皆面白い。
皆僕より年上なんだけど、個性的って言うかなぁ。
ライティアは見た目凄く近寄りがたい感じなのに気さくだし。
イウォセンはしっかりしてそうなのになんか抜けてるし(ぇ
ユエは…… ……足元がすーすーするって言いながら戦うのはどうかと思うんだ。
すーすーするなら何か穿けばいいのに。
あ、そうそう、穿くというか着るといえば!
街で防具買い損ねたナセルに、僕が着るつもりでかったクロスアーマーを
あげたんだけど(流石に貸すって気には…戻されても困るもん)
僕とナセルって当然体格差があるじゃない?
もーさ、一所懸命きついきつい言いながら締めようとしてるのが…!w
胸当て代わりに使えればそれでちょっとはマシになると思ったから渡したのにな。
そこまで無理してちゃんと着ようとするなんて想定外だよ(笑