刃を進める度、血が滴り、跳ねる。
それもそのはず、つい今しがたまで動いていたものを解体しているのだから。
白い翼持つ者が血塗れて龍を解体する様は、ある種背徳的というか、
倒錯的というか…いろんな意味でスゴイ状況になっていると思う
刃を進める度、血が滴り、跳ねる。
それもそのはず、つい今しがたまで動いていたものを解体しているのだから。
白い翼持つ者が血塗れて龍を解体する様は、ある種背徳的というか、
倒錯的というか…いろんな意味でスゴイ状況になっていると思う
―――今にも放たれそうな蒼く煌く矢。
上空にその長躯を留め、燭のような瞳で獲物に狙いを定める青龍の姿を見、
私は戦闘中にも関わらず、そんなことを思った。
『戦闘中にぼさっとしてんじゃねぇさ本人格!』
怒鳴り声が脳裏に響き、はっと我に返る。
横を見ると怒った顔の椰子の姿。
『拝啓
DancingMarionettes 責任者様
いつもお世話になっております。
私は“Sternenzelt”が一員、翼人(ヨクト)と申します。
御社から当PTに派遣して頂いているラルフ・リィステイル氏について
ご連絡したい事があり、この手紙を差し上げました―――』